2014年、国土交通省による建設業界の社会保険未加入対策が発表され、行政・業界団体・元請企業・施工業者等が一体となり協力をして、2019年3月までに雇用保険・健康保険・厚生年金保険の未加入事業者の100%加入を目指し様々な取組みをスタートさせました。
未加入問題がまねく問題点としてあげられることは、社会保険未整備とうい処遇の悪さから若手技術者や労働者の確保が困難になり、技能労働者の高齢化や技術の継承が出来ないことにより、建設業界全体の衰退につながっていくことや、法律上の義務を真面目に守って法定福利費を負担している企業が法律を守らずに法定福利費を負担しない企業よりも競争力が劣るという不公正な競争環境になるということです。
RANTECは適正価格による受注を通じて適正利潤の確保をして、健全な企業体質を構築することはもちろんのこと、将来を担う若手労働者の確保育成と技術の伝承が可能になる業界・企業環境を目指して建設業を生業とする全労働者が社会保険に加入をして、誇りを持って安心して働ける環境整づくりに真摯に取り組んでまいります。